肌も内側からケアする必要があるのです。

肌の細胞は、毎日少しずつ新しく入れ替わっています。

 

では、その新しい細胞は何で作られているのかといえば、毎日食べている食事と水です。

 

ならばその食べ物と水の質が、その人の肌質を左右しているということ。

 

油と食品添加物の塊のようなジャンクフードばかり食べていたら、質の悪い肌になるのは当然です。

 

そんな肌では、せっかく第2章のスキンケアを一生懸命やっても、その効果は半減してしまいます。

 

ニキビを早く完璧に治したいなら、食生活も見直しましょう。

 

といっても別に食事制限をしたり、1日30品目も食べる必要はありません。

 

ニキビを治したいなら、絶対に欠かせない美肌食材があります。

 

それは、「お米」です。

お米

つまり私たち日本人の主食である「ご飯」です。

 

ニキビを治したいなら、お茶碗に一杯や二杯のご飯を食べてください。

 

「えー、ご飯そんなに食べたら太るからヤだよ!」

 

そんな声が聞こえてきそうですが、ご飯が太るというのは、ただの俗説です。

 

むしろご飯をたくさん食べれば痩せられます。

 

ニキビが治って痩せられれば一石二鳥だと思いませんか?

 

ちなみに私は毎日お茶碗に一杯から二杯は食べていますが、全然太っていません。むしろ痩せています。

 

日本人は弥生時代から現在まで、2000年以上という長い歴史の中で、米食を続け、効率的にエネルギーに変える力を身に付け進化してきました。

 

故にご飯を食べて代謝が良くなることはあっても、逆に代謝が悪くなり太るなんてことは有り得ません。

 

客観的なデータをいえば、明治・大正時代には、1日1人当たりのご飯の消費量は茶碗約6杯でした。

 

にも関わらず、肥満の人は今よりもずっと少なかったです。

 

ご飯をたくさん食べていたにも関わらず太っていた人が少なかったということは、太る原因はご飯以外にあると考えるのが自然です。

 

また、ご飯は炭水化物だから太るというのも、お米に含まれる炭水化物という1種類の栄養素しか見ていないに過ぎません。

 

私たちは食べ物の1つの栄養素だけを食べているわけではありません。

 

「木を見て森を見ず」ということわざがあるように、食材に含まれる1つの栄養素だけを見て、体に悪い(または良い)と決め付けるのは間違った考え方です。

 

テレビや食品業界に洗脳されないようにしましょう。

 

太る本当の理由は、太りたくないからといってご飯を少なくして間食に甘いお菓子やスナック菓子など体に溜まりやすいものを食べるからです。

 

そういう糖分や脂肪分は血をドロドロにして血流を悪くさせるので、当然肌にも良くなく、ニキビも悪化させます。

 

ご飯の利点

 

またご飯の特筆すべき点は、誰も嫌いな人がいないということです。

 

ピーマンやニンジンは最初から嫌いで食べられないという人はいますが、ご飯が嫌いで食べられないという人はまずいないと思います。

 

ご飯を食べる利点

 

  • ご飯をたくさん食べればお腹が減りにくくなるので、肌に良くないお菓子など間食をしなくて済むようになる。
  • 新陳代謝が良くなり、肌でも新しい細胞がどんどん生まれる。
  • 便秘をしなくなり、体に老廃物が溜まらない。
  • 血行が良くなり、肌ツヤが良くなる。

 

そして、ご飯は炊くだけなので誰にでも今すぐ始められます。

 

自炊していない人も、おかずは買ってきたもので良いので、最低でもご飯は自分で炊くようにしましょう。

 

研ぐのも面倒という人がいたら、その時は無洗米があります。水入れてスイッチ押すだけです。

 

食生活で最も大切なことは、主食がきちんとしていることです。

 

おかずは、よほど偏っていなければ何だって良いです。

 

私が美肌食材の一番初めにご飯を持ってきたのは、ご飯が食生活の基本であり、誰も嫌いな人がいない、すぐ始められるという理由からです。

<お米は何米が良いの?>

お米は、できれば玄米や胚芽米など、精製していないお米が良いです。

 

そうじゃない場合は、白米に雑穀や押麦などを混ぜたご飯にしましょう。

 

個人的には、押麦が一番始めやすくて良いと思います。安いですし。

 

しかし、極論をいえば、白米でも玄米でも何でも良いです。

 

家族に食事をつくってもらっている場合、私だけ玄米にしてというわけにもいかないと思いますし、それよりも、まずはご飯をたくさん食べることをきちんと実行しましょう。

 

そして食事のときは、「良く噛む」と「腹八分目」を心がけることが大事です。

 

良く噛む

噛む

良く噛まないと、10食べても3くらいしか吸収されません。

 

「吸収されないなら太らなくて良いじゃん」と思ったと思いますが、消化・吸収されなかったものは、大きな塊のまま腸に運ばれ、腸内で腐敗や異常発酵
が起こりガスが溜まる原因になります。

 

良く噛むと唾液の分泌を促し、唾液に含まれる消化酵素によって食べ物の分解がスムーズに進むので、消化・吸収が良くなります。

 

できれば口の中で跡形も無くなるくらい噛むのが理想ですが、いきなりそれをやっても続かないので、まずは、「普段より少し多く噛む」を心がけましょう。

 

そうすれば段々と噛む行為が自然になっていき、気付いた時には無意識にたくさん噛めるようになっています。

 

また、噛むことはダイエット効果もあります。

 

良く噛むとそれだけ食事に時間がかかるので、食べている間に血糖値が上がり、食欲が抑制され食べすぎを防ぐことができます。

 

腹八分目

 

お腹いっぱいになるほどたくさん食べれば、それだけ消化に時間がかかり胃腸に負担がかかります。

 

もうちょっと食べたいな、くらいで食事を終えるようにしましょう。

美肌に良い食材ってなに?

次の美肌食材は、「生の食材(火を通していない食材)」です。

 

野菜や果物、魚、などできるだけ火を通していない生の状態のものを食べるようにしましょう。(ただし生肉は避ける)

 

酵素の効果

 

生の食材がなぜ良いのかというと、生の食材には「酵素(こうそ)」が含まれているからです。

 

酵素とは・・・体内に3000種類以上存在し、人間の全ての生命活動に関わる重要な「生命物質」。

 

タンパク質に被われ、大きさは1oの100万分の1(1ナノメートル)と、顕微鏡ですら見ることができないほど小さいものです。。

 

酵素は皮膚で新しい細胞を生み出す時にももちろん必要です。

 

ちなみに酵素は、ジャンクフードやレトルト食品など、加工食品には一切含まれていません。

 

なぜなら酵素は熱に非常に弱く、48℃以上に加熱すると急激に破壊され、60℃で死んでしまうからです。

 

だから、野菜や果物、魚などは火を通さず生で食べるのが良いのです。

 

いうまでもないですが、それらはできるだけ採れたての新鮮なものを選びましょう。

 

また生の食材が良い理由として、酵素がたくさん含まれていることの他に酸化していないことがあげられます。

 

酸化した食べ物(焼肉や天ぷらなど脂っこい料理を)一度にたくさん食べると、消化酵素が多量に消費され、代謝酵素が不足し、活性酸素を作り出す原因になります。

 

この活性酸素は細胞内の遺伝子を破壊し、様々な健康被害をもたらします。

 

肌においても活性酸素が及ぼす悪影響は多々あります。

 

・皮脂を酸化させ、ニキビをつくり炎症を悪化させる
・日焼けの炎症
・メラニン色素の生成を促して、シミやくすみをつくる
・皮膚細胞を傷つけ老化を早め、シワやたるみをつくる
・DNAを壊し皮膚ガンを誘発する。

 

など、このように活性酸素は、ニキビだけではなく、あらゆる肌のトラブルに関わってきます。

 

しかし、逆に酵素たっぷりの生野菜や果物をメインにした食事を摂っていると、代謝酵素が体内でたくさん作られる状態になり、新陳代謝が活発になり、
自分の体内で活性酸素と戦ってくれる酵素(SOD)を作り出すことができ、ニキビの原因でもある活性酸素の害を中和し、被害を食い止めることができます。

 

 

<具体的に何を食べたら良いの?>

そうはいっても普段の生活で、全ての食事を生食オンリーにするのは、実際問題無理な話だと思います。

 

しかし全部といわず、毎食1品は漬物やサラダなどの生野菜や果物を食卓に切らさないようにすることなら、それほど難しいことではありません。

 

スムージー

 

また、料理するのが面倒だという人は、野菜や果物をミキサーに入れて自家製の野菜ジュースを作ってしまいましょう。

 

最近では、スムージーと呼んでたりしますね。

 

酵素や食物繊維が簡単に摂れますし、一日一杯でも効果はありますよ。

 

間食したい時も、お菓子よりはできるだけ「果物」を食べるようにしましょう。

 

果物に含まれる果糖やブドウ糖は良質な糖分なので、消化が良くすぐにエネルギーに変わり、体に溜まることがありません。

 

つまり、たくさん食べても太る心配はありません。

 

ただし、だからといって食事代わりに果物を食べるのはダメです。

 

あくまで食事の基本はご飯です。

 

<生野菜って体を冷やすんじゃないの?>

生野菜

生の食材が良いといっても、「生野菜は体を冷やすんじゃないの?」と思っている人は多いです。

 

しかし、実際はそんなことはありません。

 

冷えるのは、冷蔵庫から出したものをそのまますぐ食べるからです。

 

冷たいものを食べれば誰だって体が冷えます。

 

そもそも、冷蔵庫や冷凍庫で冷やした食べ物は、人工的につくられた自然にはない低い温度です。

 

畑に生っている野菜はそんな温度ではないですよね。

 

本来、生野菜そのものには体を冷やす効果は全くありませんが、冷蔵庫によって、人間が自ら冷える食材にしてしまっているのです。

 

サラダを食べる場合は、食べる少し前に、冷蔵庫から出しておいて常温に戻してから食べるようにしましょう。

 

■そのB
次の美肌食材は、「塩」です。

 

あなたは毎日ちゃんと「塩」を摂っていますか?

 

塩

おそらく
「摂っていない。」
「むしろ摂らないように気を付けている。」
というのではないかと思います。

 

それは、「高血圧になるから」「体に悪いから」といった理由からだと思いますが、実は、それらは全くの間違いです。

 

実際は、塩を摂っても血圧が上がらない人がほとんどですし、塩を減らしても血圧は下がりません。

 

つまり、塩と血圧には何の関係もないのです。

 

むしろ、塩をきちんと摂らない方が問題です。

 

塩をきちんと摂らないと、血行が悪くなり肌に必要な酸素や栄養素が運ばれなくなってしまいます。

 

そうなると肌はどんどん老化が進み、ニキビも悪化してしまいます。

 

では、なぜ塩と摂らないと血行が悪くなるのか?

 

それは血液と塩の関係にあります。

 

実は、「血液」と「海水」は成分が非常に似ているんです。

 

これは、地球の最初の生命が海で誕生したからだといわれています。

 

医療でも生理食塩水を点滴したりしますからね。

 

つまり、海水を凝縮してつくられた塩を摂るというのは、外から新鮮な血液を取り入れるのと同じくらい健康的で理にかなった行為なのです

 

「塩は不健康になる」という間違った情報に惑わされず、積極的に塩を摂るようにしましょう。

 

 

具体的にどうやって摂ったら良いの?

 

積極的に摂るといっても、1日に30gも40gも摂る必要はありません。

 

料理の味付けを、濃いけど美味しいと感じられる程度にするくらいで大丈夫です。

 

また、野菜を一口大に切って塩もみして、浅漬けにするのもいいですね。

 

これは、酵素(生野菜)と塩を同時に摂ることが出来るのでおすすめです。

 

外食や中食が多い人は、料理(汁気のあるもの)に、にがりを少し振りかけましょう。

 

なぜなら、外食などの料理に使われる塩は、質の悪い塩だからです。

 

にがりを振りかけることによって、質の良い塩に近づけることができます。

 

運動や仕事で体を動かし汗をかいたときにも、水だけではなく塩も一緒に摂るようにしましょう。

 

発酵食品は体に非常にいいです!!

最後の美肌食材は、「発酵食品」です。

 

発酵食品とは・・・乳酸菌や酵母など微生物の力によって、食材のおいしさや栄養価を高くした食べ物のこと。

発酵食品

日本には調味料からおかずまで、実に多種多様の発酵食品があり、日本が長寿大国なのも、発酵食品が豊富だからともいわれています。

 

「醤油」「味噌」「みりん」「酢」「日本酒」「焼酎」「ぬか漬け」「納豆」「干物」「鰹節」など、たくさんありますね。

 

そして、これらの発酵食品は、ニキビを防ぐ上で欠かせない食べ物です。

 

なぜなら、発酵食品には腸内の善玉菌を増やす作用があり、その善玉菌たちが酵素を作っているからです。

 

 

善玉菌が酵素を作っている

 

善玉菌が増えれば、人間の体にとって良いというのはいうまでもないのですが、一番大事なのは、善玉菌が、体内の約3000種類もの酵素を作っている
ということです。

 

酵素は体外から取り入れることも大切ですが、自分の体内で作り出すことも大切です。

 

なぜなら、酵素は人工的に作り出すことはできないからです。

 

酵素を作り出すことができるのは、細菌などの微生物だけです。

 

つまり、発酵食品を食べるということは、腸内環境を整え、善玉菌が酵素を作るのを手助けするということですね。

 

 

中間菌を善玉菌にする

 

腸内細菌の7割を占めるのが、善玉菌でもない、悪玉菌でもない「中間菌」といわれる菌たちです。

腸内菌

この中間菌は、周りに善玉菌が多いと善玉菌になりますが、逆に悪玉菌が回りに多いと悪玉菌になってしまうという、非常に曖昧な性質を持っています。

 

例えば、悪玉菌は肉などのタンパク質が大好物なので、肉ばかり食べていれば、腸内で悪玉菌がどんどん増え中間菌も悪玉菌になり、野菜や発酵食
品などをたくさん食べていれば、善玉菌が増え、中間菌も善玉菌になります。

 

 

まり、中間菌を善玉にするか悪玉にするかは、自分の食生活次第です。ニキビを治すためにも、善玉菌を増やす食生活を心がけましょう。

 

 

腸と肌は繋がっている

 

「肌は腸の鏡」といわれていて、腸が汚れてる人に美肌の人はまずいません。

 

腸が汚れているといえば、便秘です。

 

腸にいつまでも便が溜まっていると、今度は便に含まれる毒素を腸が吸収し始めていまいます。

 

その毒素は血液に溶け込み体内を巡り、肌に行き届きます。

 

そうなれば、肌に必要な栄養分が運ばれなくなり、肌はどんどん弱くなりニキビが悪化していってしまいます。

 

また、便秘によって皮脂の分泌も高まります。

 

通常体内の脂の排泄は、「便」と「皮脂」の2つです。

 

しかし、便秘で脂の排泄ができなくなると、もう1つの排泄ルートである皮脂で排泄しようとするため、皮脂の分泌が高まってしまいます。

 

皮脂の分泌が盛んになれば、それだけ酸化する機会が増えるので、ニキビにもなりやすくなってしまいます。

 

そうならないためにも、発酵食品はできるだけ毎日食べ腸内環境を整えキレイに保ちましょう。

 

具体的に何を食べたら良いの?

 

発酵食品で代表的なものといえば、「味噌」「納豆」「漬物(ぬか漬け)」などですね。

 

ご飯に、野菜具だくさんのお味噌汁と納豆、漬物があれば十分です。

 

最近の日本人の食生活の兆候として美食に走りすぎていますので、お肌の為には粗食がいいという事も覚えておきましょう!!

 

 

肌に良い食材をご紹介します。

納豆

 

納豆には、ナットウキナーゼという酵素が含まれていますが、このナットウキナーゼは血液をキレイにするばかりではなく、体内の有害な菌だけを攻撃し、ビフィズス菌などの善玉菌を育てるという素晴らしい効果があります。

 

また、大豆イソフラボンは女性ホルモンと似た働きを持っているので、ホルモンバランスの崩れを抑制する効果が期待でき、ニキビを防ぐ効果が期待出来ます。。
そしてネバネバ成分には、体内の潜在酵素を活性化させる作用もあり、納豆は嫌いじゃなければ毎日1パックは食べてもらいたい発酵食品です。

 

 

ヨーグルト

 

そして、食後に摂りたい発酵食品は、「ヨーグルト」です。

 

ヨーグルトの乳酸菌は、腸内の善玉菌であるビフィズス菌を増やし、悪玉菌をやっつけて、腸内環境を改善してくれます。

 

食べるときは、食物繊維とオリゴ糖を一緒に摂ると効果が倍増します。
(両方豊富なのは、きな粉、バナナ、たまねぎ、ごぼうなど)

 

また空腹時よりも食後に食べましょう。空腹時は胃酸の分泌が盛んなので、生きたまま腸に届く数が減ってしまいます。

 

ただこの乳酸菌は腸内寿命は3日ほどなので、まとめ食いではなく、毎日100gずつこまめに食べた方が効果的です。

 

飲み物

 

飲み物はシンプルに「水」が一番良いです。

ミネラルウォーター

 

お茶やコーヒー、清涼飲料水、お酒などは多飲すると血液中に水分を補うどころか、逆に飲料に含まれる糖分やカフェイン、アルコール、添加物などが、細胞や血液から水分を奪い血をドロドロにしてしまいます。

 

水以外の飲み物は嗜む程度にしましょう。

 

 

 

どのくらい飲めば良いの?

 

個人差はありますが、1日大体1.5リットルくらい飲めば十分です。

 

人が1日に汗や尿などで失う水分量は約2.6リットルで、その中で、0.3リットルは代謝水といい呼吸で自然に摂れます。

 

残りの2.3リットルを食事や飲み水で摂らなければいけません。

 

この2.3リットルの内の0.8リットルは食事で自然に摂れます(野菜などの水分)。

 

そして残った1.5リットルを飲み水で摂らなければいけないということです。

 

たくさん飲んだほうが肌の水分が増えて良いだろうと考える人も多いですが、飲んだ水がそのまま皮膚に行き届いて肌が潤うわけではないので、たくさん飲む必要は全くありません。

 

逆に、1日に3リットルも4リットルも水をたくさん飲むと、血中の塩分濃度が薄くなり低ナトリウム血症になってしまいます。

 

そうなると最悪の場合、水が細胞内にまで広がり、脳に損傷を負ってしまい死に至ることもあります。(実際に死亡事故もあります)

 

水の飲みすぎにはくれぐれも気を付けましょう。

 

ただ、運動や仕事でたくさん汗をたくさんかいた場合は、その汗で失った分の水分をきちんと補うようにしましょう。